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歯の豆知識

歯周病はどのように治すのか

2019年6月24日 (月)

 

歯周病はプラークという歯にくっつく細菌の塊により引き起こされるものです。

プラークにより歯ぐきに炎症が起こると歯と歯ぐきの境目の溝が深くなり、いわゆる歯周ポケットができます。このポケットのなかにまでプラークの細菌が入り込んでしまうと、歯ぐきの深い部分にも炎症が広がってしまいます。やがて炎症は歯を支えている骨などの組織にも近づき、骨が吸収されてしまいます。症状が進行していくとともにに歯がぐらついていき、最終的には抜けてしまいます。

歯周病治療にはプロケアとセルフケアが欠かせません!

歯周病を治すには、歯科医院での治療とケアだけでなく、患者さん自身のセルフケアが不可欠です。

プラークや歯石は目に見えるだけでなく、外から見えないポケットの奥深くにもくっついています。この部分は歯ブラシが届きにくいため、歯みがきだけではいつまでたっても炎症が収まらず、歯周病もなおりません。なので、プラークや歯石を歯科医院で除去する必要があります。ただ歯科医院で除去したからそれで終わりというわけではなく、その後のご自宅での歯みがきが大切になってきます。普段の歯みがきができていないと、プラークがまた歯ぐきに入り込み、炎症が再発してしまうのです。

定期検診で再発を防ぎましょう!

歯周病は一度良くなっても再発する危険性があります!歯周病が広範囲に及んでいる場合、プラークや歯石は一度では取りきれません。一通り処置が終了したあとは、歯茎の傷が塞がるまで期間をおいてから再検査をします。その際にポケットがなくなり出血がなければひとまずは治癒したといえます。

そのあとは2〜3ヵ月に一度のペースで定期的にメインテナンスを行なっていきます。きちんとブラッシングができているかを確認したり、歯のクリーニングを行います。しかし歯には複雑な形をしているものもあります。奥歯は根が2〜3本あり、根の間に付着した歯石は取るのがとても難しいです。なので一度の治療では十分に除去しきれないこともあります。その場合は、もう一度同じ治療を繰り返すか、もしくは歯茎を切り開いて歯に付着した汚れを取るフラップ手術を行う場合もあります。

どちらにしても、治療の効果は患者さんの日々のブラッシングに大きく左右されます。ブラッシングが不十分ですと4〜8週間程で菌の量が後戻りしてしまいます。治療が済んだからといって、ブラッシングをおざなりにしてはいけません。

歯周病治療は、患者さんの協力があって初めて成り立つのです。

 


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飯豊歯科クリニックでは、一人ひとりの患者様に合った、思いやりのある治療を行っています。特に意識しているのができるだけ歯を「抜かない」「削らない」という事。 悪いところを大幅に削って治してしまう歯医者さんもありますが、当然削った歯は二度と元に戻ることはありません。 最近は質の良い差し歯も多くありますが、当院ではやはり、ご自身の天然の歯が一番だと考えます。 当院では患者様の歯を残すという事を第一に考え、上記のような診療の流れをとっております。 飯豊歯科クリニックはこれからも南橋本、相模原にお住いの皆様のお口の健康を優しく、守り続けます。

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