飯豊歯科クリニック

  • 診療スケジュール
  • ご予約・お問い合わせはお気軽に! 042-700-1825
    • LINEで子どもの歯並び相談
    • 初診用WEB予約

歯の豆知識

プラークを放っておくと歯周ポケットが深くなる

2019年4月1日 (月)

プラーク(歯垢)と呼ばれる、歯の表面に付着している磨き残しの汚れの中にはたくさんの細菌がいます。
歯と接している部分の歯茎の細胞がプラークの出す毒素によって破壊され、歯と歯茎の間に隙間ができます。

これが「歯周ポケット」です。
この隙間は歯茎が歯から剥がれてできたわけではなく、歯茎の細胞同士の結合が壊れたためにできた亀裂です。

亀裂の断面から菌が体内へ侵入しないように、歯茎の細胞がどんどん歯の根元の方へと下がっていきます。
プラークが放置されたままだと、歯茎の細胞が破壊され続けて歯周ポケットが深く大きくなっていきます。

歯周ポケットが深くなるとその中にプラークが溜まりやすくなり、更にポケットが深くなってしまいます。
そして歯周ポケットが深くなると、歯茎が赤くなったり腫れやすくなったります。
この悪循環を止めるためには、ブラッシング(歯磨き)などのプラークコントロールが重要となります。

 

 

 

 

 

歯周病の原因はプラークです!

 

人の口の中には、おびただしい数の細菌がいます。

ブラッシングがうまくできていない部分には細菌が集まり、塊ができます。歯周病は、歯垢・プラークという歯に付着する細菌の塊によって引き起こされます。

プラークが歯と歯茎の境目に長い時間付着していると、歯周病菌が増えてきます。

これらの菌は、血液中のタンパクなどを主な養分としているので、毒素を出し体の組織内に入り込もうとします。

 

人間の体は内部に外敵が入り込もうとすると、白血球をはじめとした防衛軍をその場所に動員します。

そこで体と細菌が戦うのですが、戦場になった歯茎は焼け野原のような状態になります。

この状態が「炎症」であり、実際には歯茎が腫れたり、出血しやすくなります。

 

最初の段階では、歯の周りの骨まで炎症は進んでいません。この段階が「歯肉炎」なのです。

防衛軍が細菌の侵入を食い止めようとしても、プラーク細菌が増えると不利になり後退してしまいます。その結果、歯茎が下がって歯周ポケットができてしまうのです。

 

ポケットができると細菌は更に暴れるようになり、炎症は歯茎の深い部分にも広がります。

やがて炎症は歯を支えている歯槽骨などの組織に近付きます。すると歯を支えている骨は炎症から逃げようとして、吸収されていきます。これが「歯周炎」です。

この状態になるとポケットは更に深くなり、炎症も拡大して歯の根元まで進み、歯がぐらついて最終的には抜けてしまいます。

 


カテゴリー: 歯の豆知識

お問い合わせ

  • ご予約・お問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ!
  • 042-700-1825
  • 初診用WEB予約

飯豊歯科クリニックでは、一人ひとりの患者様に合った、思いやりのある治療を行っています。特に意識しているのができるだけ歯を「抜かない」「削らない」という事。 悪いところを大幅に削って治してしまう歯医者さんもありますが、当然削った歯は二度と元に戻ることはありません。 最近は質の良い差し歯も多くありますが、当院ではやはり、ご自身の天然の歯が一番だと考えます。 当院では患者様の歯を残すという事を第一に考え、上記のような診療の流れをとっております。 飯豊歯科クリニックはこれからも南橋本、相模原にお住いの皆様のお口の健康を優しく、守り続けます。

アクセス・診療時間

飯豊歯科クリニック

〒252-0253

相模原市中央区南橋本1-12-14 善明メディカルビル402

診療スケジュール