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歯の豆知識

ホワイトニング効果が出やすい歯と出にくい歯があります。

2019年5月13日 (月)

歯の黄ばみ、黒ずみには2種類の原因があります。

 

歯の変色は、虫歯やステイン(コーヒーやワインやお茶などによる表面の汚れ)による外因性のものと、遺伝や代謝、歯の損害、化学物質や薬剤の作用による内因性のものの2種類があります。

 

外因性のものは歯科医院での修復治療やクリーニングによって改善できます。一方、内因性の変色は、原因物質が歯に取り込まれることによるものです。

永久歯の歯茎から上の部分は歯冠部と呼ばれています。歯冠部は、生まれてから6歳頃までに顎の中で既に作られています。

この、歯が作られる過程で変色の原因物質が歯に取り込まれると内因性の変色歯となります。

内因性変色歯を改善させるにはホワイトニング剤を歯質に浸透させる必要があります。

 

 

 

 

ホワイトニングの効果が出やすい歯と出にくい歯があります。

 

内因性の変色歯は、原因物質の分子量によって色調が異なります。

分子量の大きな原因物質が歯に取り込まれると、暖色系になります。

逆に分子量の小さい原因物質が歯に取り込まれると寒色系になります。

 

赤やオレンジや黄に近い色の暖色系の変色歯はホワイトニングの効果が出やすく、黒やグレーや青に近い寒色系の変色歯は効果が出にくいと言われています。

さらに、表面にバンディングと呼ばれる、歯の表面に縞模様がある場合も効果が出にくいと言われています。

 

 

 

変色の原因物質はホワイトニング剤に含まれる過酸化水素によって漂白されます。

これは、消毒液のオキシドールと同じ成分です。

ホワイトニング剤は歯の表面を覆っている「ペリクル」を一時的に除去して歯の中に入り込み、変色の原因物質を白く漂白いていきます。

 

その作用は大きく分けて2つあります。

まず1つ目は、歯の有機質や無機質と変色の原因物質との結合を切り離すことです。

そして2つ目は、原因物質の分子を細かく切り、バラバラにすることによって変化を目立ちにくくすることです。

 

暖色系と寒色系だと暖色系の方が効果が出やすいと先に述べましたが、何故、暖色系の変色の法方がホワイトニング効果が目立つのか?これは脂肪量に置き換えてみるとわかりやすいでしょう。

 

脂肪量の多い太った人(原因物質の分子量が大きい暖色系の変色歯)は少し痩せるだけでも効果が目立ち、痩せたことがわかりやすいですが、脂肪量の少ない痩せている人(原因物質の分子量が小さい寒色系の変色歯)は少し痩せても目立たないために効果がわかりにくい…ということです。


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