歯ぐきからの出血=バイ菌の入り口
2019年12月9日 (月)
人間の体で、外から最も赤く見える部分はどこでしょうか。
そう、お口です。赤いということは、内部に血管がたくさん走っていることを意味します。
そして歯の中にも--見えていませんが--細い血管がたくさん通っています。
お口は、全身の中で最も表面近くまで血管が来ている器官です。
そしてその血管は、全身とつながっています。
歯周病が原因で出血するということは、血管に穴が開いたことを意味します。
穴が開いたとういうことは、「入り口」ができたということです。
そこから、お口の中の細菌が入り、全身を駆け巡るのです。
けれども、多くの日本人は歯ぐきからの出血を軽視しています。
膝小僧を擦りむいたときは傷口をきれいに消毒し、絆創膏をはるのが普通です。
でも歯ぐきにはそうしません。
傷口に細菌(汚れ)がついたままになっているのです。
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