虫歯にも効きます。
2020年11月23日 (月)
Qプロバイオティクスは、腸だけでなく、虫歯や歯周病にも効くとは思ってもみませんでした。
A奥地都庁は、同じ消化器官の一部ですし内部は細菌だらけと共通点が多いのです。お口に聞く善玉菌の力を借りてお口の健康も賢く守っていきましょう。
「お口の中にもプロバイオティクスを!」と一般の方向けの講習会などでお話しすると、「お口に聞くなんてびっくり」「唾液で流れてしまうのに不思議」という声が多く寄せられます。たしかに、プロバイオティクスといえば「お通じがよくなる」といった腸のイメージが強いので、意外だと思うかたが多いかもしれません。
しかし、お口と、腸(大腸)は入り口と出口の違いこそあれ、同じ消化器官の一部であり、一続きの器官です。そのため、じつはいろんな共通点があります。
外界から栄養を取り入れるお口の中の中は、唾液で常に洗い流されながらも、たくさんの細菌が住みついています。腸の中も考えてみたら同じですよね。便が次から次へと排泄されていきますが、それでもたくさんの細菌が腸にすみついています。だからプロバイオティクスも効果を発揮するのです。生涯つきあう細菌たちでから、お口の中の善玉菌もプロバイオティクスで応援し、育菌して味方につけて暮らしていきたいものです。
ただし、どんな往路バイオティクスでもお口の中で効くわけではありません。整腸作用のあるヨーグルトを食べても虫歯菌や歯周病菌を防げるわけではないので、そこは誤解しないでください。
というもの、善玉菌といってもさまざまな種類があり、それぞれ少しづつ特徴も効果も異なります。整腸作用にすぐれたプロバイオティクスがお口にとどまって働いてくれるとは限りません。
そこでお口には、お口に効きやすいプロバイオティクス、つまりお口にとどまってよい作用をすると確認された善玉菌の中から、特に優れた菌株が選ばれています。奥地に使われるプロバイオティクスは、主に乳酸桿菌とビフィズス菌で、そこから選りすぐりの菌を使ってお口向けのプロバイオティクス製品が販売されています。ぜひ使ってみてください。
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